●テレビを見ないで育った息子。学校の授業の時「テレビのニュース見たことありません」と言っていたらしい

小5の息子はテレビをほとんど見ないで育ちました。そのためテレビのニュース番組も見たことがありませんでした。

その息子が先日、学校の校外学習で某テレビ局に見学に行くことになりました。そのため学校で、テレビやテレビ局についての事前学習の授業があって、「テレビのニュース見たことありません」と言ったら事前にテレビニュースを見て下さいと言われたので、初めてちゃんと見たそうです。

●コロナに対する恐怖心もテレビに大きく影響されているのでは。穏やかに暮らしたいならテレビは見ない方がよい

私はテレビで何が放送されているかを確認するためにニュースやワイドショーを少し見る事があります。しかし息子は見ません。そのため息子はコロナの騒動でも一般的な感染対策はしていますが、コロナに対して恐怖心を抱くことなく楽しく生活しています。

世の中には、そこまでコロナを怖がらなくてもいいんじゃないのと思えるほどに恐怖心を抱いている方もいるようです。子供が「コロナ怖い」と言っているとすれば、目に見えないウイルスを怖がっているわけで、目に見えないものという意味では「オバケ怖い」と言っているのに近い感じもします。

コロナに対して恐怖心を抱かない人と過剰に恐怖心を抱く人がいるのは、統計があるわけではありませんが、テレビのニュースやワイドショーを見るか見ないかで差があるのではないかと推測できます。

毎日コロナについてのニュースをテレビでくりかえし見ていたら、やはり恐怖心を過剰に刷り込まれても不思議ではありません。しかも本人は恐怖心を刷り込まれていることすら自覚しないでしょう。

テレビを見ないで暮らしていれば、心穏やかに暮らせるわけですから過剰な恐怖心を抱くのはとてももったない気がします。子供や親が過剰な恐怖心を持つ事で、子供の頃の貴重な経験ができなくなってしまうとしたらとても残念な事です。
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●苫米地英人博士著書「テレビは見てはいけない」

認知科学者 苫米地英人博士は著書「テレビは見てはいけない」で次のように述べています。

(引用開始)
「テレビは映像を中心に、人間の視覚情報に訴えかけることが可能なメディアです。しかも同時に何千万人ものひとに対して、同じ情報を与えることができる。だからこそ「洗脳装置」として、非常に優秀な存在になったと言えます。」

「テレビは私たちの心の中に、臨場感を感じる空間をつくりだします。そしてその空間に、映像と音声を介して絶え間なく情報を書き込んでいく。その情報が私たちの内部表現に変化をもたらし、自分が感じている空間の認識を替えさせて、結果的に自分自身を変化させてしまう」
(引用終了)


目に見えないコロナウイルスに対して恐怖を感じるという臨場感にテレビは相当に影響を与える、まさに洗脳マシーンとして機能していると言えるのではないでしょうか。やはり、テレビは子供に見せない方がよいと思います。百害あって一利なしです。また大人もテレビに相当影響されていると自覚すべきだと思います。

●軍事攻撃のテレビニュースを見る必要があるのか。子供は見なくてもよいのでは。

直近のニュースとして、ロシア、ウクライナ軍事紛争のニュースがテレビで放映されています。今回に限らず軍事紛争の際にテレビニュースで、人間の情動に訴えるような衝撃的画像が繰り返し放送されます。

そしてその衝撃的な画像についての解説が加えられます。解説が情報発信する側にとって有利な意味づけがなされることは、戦闘という事態を考えれば普通の事です。過去の戦闘でも繰りかえされてきています。

そして衝撃的な画像を繰り返し見ることによって、見る側の認識に相当な影響を与えることは容易に想像できるでしょう。いつの間にか、テレビの放送の内容に従ってみる側に一律の認識が形成されても不思議ではありません。でも本来、見る視点の高さや角度によっても見え方は違うと思うのです。


衝撃的な映像が繰り返し放送されるテレビニュースを、本当に子供が見る必要があるのでしょうか。私は見る必要は無いと思います。子供が戦闘の衝撃的な映像にくりかえし情動を揺さぶられる必要などないのです。実際に子供が目にするのは、親といっしょにテレビを見ている時でしょう。食事を食べながらテレビニュースを見るご家庭もあるかもしれませんがやめた方がよいと思います。

子供が戦争の悲惨さを考えるきっかけとしては、テレビニュースで流れる戦闘の一場面の映像より、「はだしのゲン」のようなマンガや活字の情報の方がよいのではないでしょうか。

●テレビを見ない子育ては本当によかったと思う

私の息子はテレビを見ないおかげで、コロナに対して過剰な恐怖心も抱いていません。テレビで放送される日々のニュースにいちいち惑わされずに暮らしています。それで何の不都合もありません。その分、書籍や図鑑から情報を得る事ができます。その方がよほど幅広く知識や教養が身に着くし、心穏やかに暮らせるのではないでしょうか。

私たち夫婦も子供が生まれる前は、テレビを見ていました。子供が生まれてからテレビはほとんど見なくなりました。子供がテレビを見ない子育てをしてとてもよかったと思っています。







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