●5~11歳向けのコロナワクチン接種についての動き

2021年11月10日の日本経済新聞によれば米ファイザー社の日本法人は10日、5~11歳に投与するコロナワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表した。とのことです。

(日本経済新聞 ネットニュース 2021年11月10日)



2021年12月2日のNHKのNEWS WEBによれば、「5歳から11歳への接種について厚生労働省はこの年齢への接種が承認された場合、早ければ来年2月ごろに接種を始められる可能性があるとして、接種体制の確保などを進めるように全国の自治体に通知しています。

これについてNHKが東京23区に接種への対応を聞いたところ、新宿区や杉並区などの10区が12歳以上とは接種会場を分ける予定と回答しました。」とのことです。

(NHK NEWS WEB 12月2日)


これらの報道によれば、日本では5~11歳向けのコロナワクチン接種は12月2日現在では承認されていないものの、地方自治体を含めた行政レベルでは、接種へ向けての準備が着々と進められていることがわかります。

行政での準備が進んでいることから、5~11歳向けのコロナワクチン接種は承認されてないものの年明け以降どこかの段階で承認される動きであろうと推測できます。
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●新型コロナによる20歳未満の致死率は0.0%。ほぼゼロに近い

2021年11月30日時点の厚生労働省発表の新型コロナウイルス感染症の国内発生動向です。(速報値)
2021年11月30日新型コロナ速報値
これによれば、
10歳未満の死亡者数0人。10代の死亡者3人。致死率では10歳未満0.0%。10代0.0%です。10歳未満では新型コロナウイルスに感染しても死亡することはまず無い。10代でも死亡する可能性はゼロに近いことが分かります。

つまり20歳未満の子供が新型コロナウイルスに感染して死亡する可能性はゼロに近いわけです。
2021年11月30日新型コロナ速報値(重症者)
ちなみに、2021年11月30日時点では20歳未満の重症者はゼロです。(ただしこの時点では他の世代も重症者はわずかです。)

子供が感染することで、死亡したり重症化するため注意が必要な感染症は他にもあるわけで、死亡する可能性がほぼゼロに近い新型コロナウイルスについて、20歳未満の子供が本人のためにわざわざワクチンを接種する必要が本当にあるのでしょうか。

●新型コロナワクチンには副反応の短期的リスクに加え長期的な健康への懸念が無いとは誰も言えない。(厚生労働省もこれまで明らかになっていない症状がでる可能性があると言っている)

コロナワクチン接種後の発熱等の副反応が多々発生しているのは厚生労働省の資料ですでに示されています。(副反応という呼び名ですが、体にとっては副反応というより反応だと思います)


また、医療機関からの副反応疑い報告として、厚生労働省にあがっているもので、「関連有」「関連なし」又は「評価不能」合算し、3種のワクチンを合計すると、2021年11月14日までに報告集計されたもので、副反応疑い報告29453件、重篤報告数5949件、死亡報告数1060件となっております。(※2021年12月3日新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要。資料1-3-1では、2021年2月17日~2021年11月14日までの死亡事例は1315件とされている)

とてもわずかな件数とは言えないでしょう。また症状があっても医療機関を受診していない、あるいは報告されていないものがこの他にもあることも推測できます。

医療機関からの副反応疑い報告について
予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について
(引用元)厚生労働省「予防接種法に基づく医療機関からの副反応報告状況について」2021年12月3日※コミナティ筋注はファイザー社製、COVID-19ワクチンモデルナ筋注はモデルナ社製、バキスゼブリア筋注射はアストラゼネカ社製 2021年11月14日までの報告分。資料1-1-1)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00035.html

また、現在使用されているmRNAワクチンやウイルスベクターワクチンについては、長期的な安全性について懸念や警告が科学者医学者から表明されています。次々に新たな懸念が示されていますのでここでは具体的には省略します。

また厚生労働省も、ファイザー社・モデルナ社のワクチンの安全性について「本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまで明らかになっていない症状がでる可能性があります」としています。

科学者が表明している長期的な安全性についての懸念や警告についてデマ扱いされることもありますが、新しいワクチンでこれまで長期的に実用されていないわけですから、長期的な安全性については懸念が無いとは誰も言えないでしょう。

●子供本人の健康にとってメリットはほぼ無く、短期と長期のリスクのみ背負うことになるのでは

このように、20歳未満の新型コロナウイルス感染による死亡の可能性はほぼゼロで重症化のリスクも少ないわけですから、ワクチン接種による子供本人にとっての健康上のメリットはほぼ無く、短期的な副反応リスクと長期的な安全性についてのリスクを背負うことになると判断できます。

そのため私の子供には新型コロナワクチンを接種させることはありません。子供自身の健康にとってはリスクばかりで、メリットがほぼ無いと考えるからです。

●他の人にうつさないためと言っても、ワクチン接種しても感染するので他の人にうつる。

ワクチンを接種するのは本人のためだけでなく、周りの人や家族に感染を広げないため。ということで子供も接種したほうがよいという考えもあるでしょう。

しかし、ブレークスルー感染と言われるように、ワクチンを接種したからといって感染を完全に防御できるわけではなく、逆に本人が感染に無自覚なまま感染を広げてしまう可能性すらあるわけです。

本人が感染しなければ他の人にうつす可能性を減らせるという仮説はありますが、厚生労働省のサイトにも、コロナワクチン接種によって他人に感染を広げないという記述を見つけることはできません。ワクチン接種によって他の人に感染を広げないということを定量的に示すことができないからでしょう。

また、厚生労働省 厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会(2020年10月2日)の資料によれば、「実際に接種者が増えた後、集団免疫効果が判明すれば、ワクチンにより感染させない効果があったことが明らかになる。」となっており、集団免疫効果が判明していない現時点においては、ワクチンにより感染させないということは言えないわけです。

(厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会(2020年10月2日)の資料 3ページ)
ワクチン効果について

ワクチンを接種することで他の人にうつさないということは検証されていない仮説として存在しているだけで、子供がリスクを背負ってまで接種する根拠にはならないと思います。

●コロナワクチンによる集団免疫獲得という仮説は検証されていない。直近では否定意見も示されている

集団免疫とは人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなる状態のことです。

「集団免疫」という言葉をよく耳にするので、日本社会で集団免疫が得られるのならという利他的な気持ちでワクチンを打った方もいるでしょう。また子供のワクチン接種も集団免疫が得られるのであれば、接種したほうがよいと考える人もいるかもしれません。

しかし、コロナワクチンによる集団免疫の獲得という仮説はありますが、検証されていません。それだけではなく直近では、政府の新型コロナウイルス対策分科会から否定意見も示されています。つまりワクチンで集団免疫が獲得されるというのは検証されていない、もしくは否定見解も示されているということです。

・厚生労働省のQ&A
「新型コロナワクチンらよって集団免疫の効果があるかどうかわかっておらず、わかるまでには時間を要すると考えられています」
集団免疫とは

・2021年9月6日朝日新聞DIGITAL。
政府の新型コロナウイルス対策分科会が9月3日にまとめた提言として、「全ての希望者がワクチン接種を終えたとしても、社会全体が守られるという意味での集団免疫の獲得は困難」としています。



・ニッセイ基礎研究所 新型コロナ 遥かなる集団免疫-ワクチン接種だけでの集団免疫獲得に限界?
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=69172?site=nli

政府分科会2021年9月3日
新型コロナイルス感染症対策分科会 ワクチン接種が進む中で日常生活はどのように変わり得るか?2021年9月3日

日本ではワクチン接種の進んだ9月以降、新規陽性者が急激に減ったため、「ワクチンのおかげで集団免疫獲得が進んだ」と思う方もいるしれませんが、そう思うのは自由ですが、相関関係があるだけで、ワクチン接種の効果による因果関係があるとは、現時点で断定できないわけです。ワクチン接種が進んだ他国では感染がさらに拡大しているケースもあります。

●コロナワクチンを接種しても周りの人にうつるし、集団免疫が獲得できるわけではないのでなおさら子供への接種は必要ないのでは

未来がある子供が本人は感染による死亡や重症化のリスクがほぼゼロであるのに、短期・長期のリスクを背負ってまで周りの人のためにワクチンを打つ必要は全くないと思います。

本当に周りに感染を広げないとも言えないし、集団免疫が獲得できることが立証されていないのでなおさらです。

また、現在の新型コロナウイルスがそもそも、周りに感染を広げない、集団免疫を獲得するためという理由で子供がワクチンを接種するほどの重大な感染症なのかということもあります。

●日本ではコロナワクチンを接種を受けない権利は保障されている。5~11歳向けのコロナワクチン接種は子供の未来のために親が拒否したほうがよいのでは。

厚生労働省からはコロナワクチン接種について次のように示されています。
(引用開始)
新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。 職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。
(引用終了)

コロナワクチンの接種は強制ではなく、受けるのも受けないのも自由ということです。5~11歳向けのコロナワクチンの接種については保護者の同意が必要ということになるでしょう。つまり保護者の判断で接種を拒否できるということです。

これまで述べたように、コロナワクチンの接種は子供本人にとってメリットはほぼ無く、短期、長期でのリスクを背負うことになってしまいます。このリスクを未来のある子供たちに背負わせてよいものか、これを読んだ方はぜひ考えてみてください。

接種したほうがよいか、しない方がよいか判断できないということであれば、慌てて接種の判断をする必要は無く、無期限で判断を先延ばしして、接種しないでおくというのも賢明な判断だと思います。

「念のため接種しておこう」よりも「念のため接種は止めておこう」「念のため接種は様子見にして先延しにしておこう」の方がよいのではないでしょうか。

ここまで記入したことはあくまでも私の意見ですので、どうするかは読んだ方の責任でご判断くださいということになります。

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