●学校再開で息子に言った事

小4の息子が通う、小学校も6月1日から学校が再開する。息子は学校に行くと思うのですが、

その前に息子にこう言っておいた。

「学校始まるけれど、バテたら休んでいいから。学校に行くのが無理だとかイヤだと思ったら、すぐにとうちゃん、かあちゃんに言ってね。」

「その時は無理して学校に行かなくてもいいから。とうちゃん、かあちゃんが学校に言うから」

息子は、3か月間の休校期間は、家での生活のペースで過ごしていた。夏休みより長い期間だ。
それがいきなり学校の生活のペースに合わせなくてはならない。

学校では、ほとんどの時間マスクをして過ごす。暑くなってきたら、マスクをして授業を聞いているのはかなり不快だろう。気分が悪くなってしまう子供もいるだろう。

子供は集まったり、接触したりして学校生活を送っているものだが、一定の距離を取るように意識しなくてはならなかったりする。感染拡大防止のための学校内のルールで注意されることもあるでしょう。
学校が、子供にとってはかなりストレスフルな気の滅入る状況になるのではないかと思われます。
それを考えるととてもかわいそうだ。

しかも夏休みが短縮されるのは確実だ。猛暑の中で学校に通学すると同時に教室もエアコンがあっても、換気もするだろうから暑い最中に子供達がマスクを着けて授業を受ける。しかも、1日の授業コマ数も増えている。

今年の夏は、夏バテや熱中症で体調を崩す子供が続出しても不思議ではないこんな状態で、本当に、息子の体力が持ちこたえ、健康で学校に通い続けることができるのか、とても心配だ。

(余談ですが、それでも休校中の学習の遅れは8月までに取り返せると豪語する教育関係者もいらっしゃる。教えることはできるのかもしれないが、多くの子供の体力や頭が果たしてついてこられるものなのだろうか。そうだとよいのですが。もちろんついてこられる子供もいるでしょうが)

学校は学校で、感染拡大防止のために普段と違ったやり方をしたり注意する点が増えるから、子供の様子も気にするのでしょうが、なかなか注意が回りきらないのではないかと思われます。

●子供がバテたり、学校に行きたがらない様子があったらきっぱり休ませるつもりだ

学校も今年はそんな調子でしょうから、あまり当てにできない。今年は親としては、より慎重に子供の健康を保つように自衛したほうがよさそうだ

子供がバテたり、学校に行きたがらない様子があったら、きっぱり休ませた方がよいと思います。

それと同時に「バテたら学校休んでいい。」とか「無理だとかイヤだと思ったら休んでいい」と子供に言っておけば子供の体や心が悲鳴を上げる前に安心して親に言ってくれるかもしれません。

子供が無理をして学校に通って、体や心が悲鳴を上げるようなことは親としては絶対に避けたいと思うのです。
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●学校を休まないことはよいことだという刷り込み(洗脳)

私の子供の頃は、学校欠席の少ない子供は、ほめられたと思う。もちろん健康なのは良い事なのだが、それと学校の欠席が少ないことは別の問題だ。
あまり意識しないが、学校を休まないことは良いことだ。学校を休むのは悪い事だと、我々の世代は教育で刷り込みされている。
(洗脳されている)

なぜ刷り込み(洗脳)がなされたかというと


・一つ目は産業界の要請

ちよっとの風邪くらいでは工場を休まない。ちよっと調子が悪いくらいでは仕事を休まない。
これは長い間、日本で求められてきた人材(労働者)だったわけだ。別にそれが悪いわけでもないが、程度の問題だ。

「ちょっとの事で仕事は休まないのは良いことだ」の前段階として「学校を休まないことはよいことだ」の刷り込み(洗脳)が教育でなされてきたとも言えるでしょう。

・二つ目は学校管理のしやすさ

学校にしてみても、学校に通うのが正しいことだ。正義だ。としておいた方が圧倒的に生徒を管理しやすいわけだ。
(そのため入学させさせてしまえば、生徒を管理する必要がなくなる日本の大学では学生が休んでも学費が入るので特に気にしない)

このような産業界の要請と学校の思惑があって、学校を休まないのはよいことだ。休むのは悪い事だと、我々の世代は刷り込まれてきたわけです。

もちろん、学校をどんどん休んだ方がよいと私が言いたいわけではない。その場合、何らかの方法で子供の学習を補う必要が親にはあるわけですが子供に無理をさせたり、強制して学校に行かせる必要はないと思うのです。
「子供が学校に行かなくてはならない」と言う考えが、いつの間にか洗脳という形で私たち親世代に刷り込まれていると意識したほうが良いということです。

●義務教育は「子供が学校に行く義務がある」という親や社会の誤解

義務教育という言葉も、子供が小中学校に行かなくてはならない義務だと、親や社会から、けっこう誤解されているようです。

実は保護者がその保護する子女に普通教育受けさせる義務を負っているわけで、子供が学校に行く義務を負っているわけではないのです。
もちろん、子供学校に行きたくなるように、学校や親は、工夫した方がよいとは思いますが、子供自身が行きたくなければ学校に行く義務は子供はないわけです。

義務教育という言葉を、「子どもは学校に行く義務がある」とそもそも誤解している方もいるでしょう。
誤解しているので、子供は、学校に絶対に行かなくてはいけないんだと思っている場合もあるかもしれません。親がそう言えば子供も学校に行かなくてはならない。
そうなのかと思うでしょう。でもそれは誤解なのです

子供は教育を受ける権利があるわけです。

このように、私たち親世代は、学校に通う事についての刷り込み(洗脳)や誤解を持っていることを意識した方がよさそうです。
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●今年、学校が用意している学校を休んでよい理由

私が選んだ「バテたら学校に行かくなくてもない」というワードが適切なのかはわかりませんが、
家庭は、子供が学校に行きたくなくなった際の、安全地帯や避難場所でありたいと思うわけです。


公立の小中学校であれば、たいていの場合は学校をかなりの日数休んでも留年することなく学年は進んでいくわけですが、学校の内部的には、病気や経済的な理由によるもの以外の欠席日数30日以上は文科省の統計に出てくるということになるのです。
これが学校や校長、教育委員会にとってどれほどの意味があるのかはわかりませんが、なるべく少なくしたいという動機はあるかもしれません。

そういった、学校や学校制度の内部的な事情もあるのかもしれませんが、今回の学校再開に際して、学校からは次のような通知が来ています。(文科省や教育委員会からの指針を元に作成されていると思いますので、公立校であれば似たようなものだと思います)

・体調不良の時には決して無理をさせないでください。
・児童の体調が優れない場合の他、保護者が不安感じて登校させない場合にも
「出席停止」扱い(「欠席」とはあつかわれません)となります。


意訳すると「調子が悪かったり、不安がある場合には無理に学校に来なくてよいよ」
ということなのでしょう。

不安という言葉に「何に」とか「どれくらい」とか書いてありませんので、簡単に言ったら理由は何でもよいが、保護者が不安を感じたら欠席とは扱われないということなのでしょう。

学校も経験したことの無いような運営を強いられるわけですし先生方の対応にも限界があるわけです。
すでに3か月間も休校しているわけで、何をいまさらという感じで学校に来なくてはならないなんて言えないでしょう。「学校休んでいいよ」と言うのも不思議ではありません。

学校もそんな調子ですから、あまり当てにしないほうがよさそうです。
子供がバテたり、学校に行きたがらない様子があったら、学校を休ませることに特に遠慮はいらないと思います。

また子供にもそのことは伝えておいたほうがよいと思います。私は、そういった社会状況や学校の事情の推測も含めて子供に説明しています。子供だからといって、簡単な事しか理解できないわけではなく
社会的な事情や背景を説明すれば十分に理解することができるし、結果的に子供の抽象思考力をあげることにつながると思うわけです。

もちろん、なるべく学校に行かないことをすすめているわけではありませんので誤解なきようにお願いします。

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