●9月入学は見送りのようだ

5月27日の自民党の秋季入学制度検討ワーキングチームによる、9月入学制度見送りの提言を受けて、政府も見送るようだ。

9月入学制度について当初政治家から提案は、長期間の休校で遅れた学習を取り戻すために有効な手段ではないかということであった。

それが、話題が進むにつれていつの間にか当初の論点から離れて9月入学制度自体の是非や問題点についての論点が中心になり、多くの教育学者や教育団体といった教育に携わるプロからの反対やそれに近い慎重意見が相次いだ。
社会的な影響が大きいこと、金銭的なコストが莫大といった情報が教育学者から示されたことが、世論や政治家などの関係者に影響を与えたとも言えるでしょう。

●結局。教育学者など教育に携わるプロの話では学習の遅れが取り戻せるのかはわからずじまい

しかし、その教育学者や教育団体の教育のプロから、9月入学制度を実施しなくても「教育の遅れは取り戻せるだいじょうぶだ」との意見はほとんど聞かれない

現状の3月終わりのスケジュール、そして一部の延長で学習の遅れが取り戻せるのかは結局わからずじまいでした。

教育学者からは「教育現場の頑張りで」「各学校や教育委員会の工夫で」「オンライン授業のインフラを政府や各学校が整備することで」「政府がそのように対応してほしい」といった発言が見られました。

結局のところ、教育学者や教育関係団体などの教育のプロの話の多くは学習の遅れが取り戻せるかはよくわからないが、学校や政府といった実行主体者がやれることをやれば、なんとかなるかもしれない
といった話のようでした。

教育学者はいろいろ問題点の指摘や提案するけど、実行主体者次第なので責任を持てないといった話の印象でした。学者なのでそうなのでしょうけれど。(あくまでも個人的な印象の話です)
良かれと思って発言しているわけで、決して文科省、教育関係団体、教育学者などの教育関係者で形作られる教育村が変わりなく維持されることを第一に発言しているというわけではないと思いますが?

このあたりの話はこちらのブログに書きました。


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●今後の状況によって政治的判断ができる余地を残しておくのも選択肢

私は9月入学は学習の遅れを取り戻す有力な手段の一つと思っていました。9月入学の方がいろんな不測の事態にも対応する時間的な余裕が得られるわけです。
しかし教育学者や教育団体などの教育にたずさわるプロのみなさんが、既存の仕組みを変えずになんとか乗り切ろうとしているようですので、それでは乗り切れない事態になった時は対応しきれないかもしれません
想定外の事態だから乗り切れなくても仕方ないということになるのかもしれません。(義務教育はそれでは困るわけですが、最終的に教育学者や教育団体が最終的に責任をもってくれるわけではありません。)

教育のプロの話がこの調子なので、今後の状況によって、既存の仕組みでは乗り越えられない事態が発生した際には、制度設計を変えるという政治的判断ができる余地を残しておくというのも有りなのかなと現在では思っています。

オンライン授業の準備対応がどこまで進むかもわかりませんし、今後コロナウイルスの2波3波が来たら、全く授業が進まないといったこともあり得ます。高校大学入試も実施できないといった事態もあるかも。

その場合は、現在よりさらに混乱して収拾不能な状況になることも否定できないでしょう。
それでも文部科学省や教育のプロの多くは現在の仕組みやスケジュールの中で何とか進めようとするかもしれません。しかし結果について特に責任を持つわけでもないでしょう。

そのため、混乱して収拾不能になった場合には、政治的な判断で対応する余地を残しておくのも一つの方法ではないでしょうか。

例としてはこんなところ。実際どうなのかは別としてアイディアとしてはこんなところこういったアイディアは専門が色々腹案として持ってはいるでしょう
・1年全員留年
・カリキュラムを終了した学校や地域は次の学年へ  終了見込みが立たない学校や地域は、半年とか1年留年
・学校がカリキュラム終了しなくても、次の学年に進みたい人は次の学年に進む
進みたくない人は留年する。もしくは子供の学習の習得状況によって決める
・9月入学再検討

社会としてはある程度、混乱して収集不能な状態に対応する余地を残しておくということが必要でしょう。
もちろん何事もなく順調にいくのに越したことはありません。

●個人としても1年間を固定的に考えずいろんな事態が起こりうると想定した方がよさそう

また、親や子供としては、コロナウイルスの2波3波がくるかもしれないし、それに合わせて他の自然災害も日本ではありうるわけなので、これからもいろんな事態がありうるよねと思っておくことも必要だと思います。
今回の学校休校に際して、学習を学校に頼らずに進めている家庭も多いでしょう。それができるのであれば、それも一つの方法だと思います。

またある程度、いろんな事態がありうると想定しながら、それでもなんとかなるくぐり抜けられると思っておくということでしょうか。

また、子供自身のマインドの使い方としては、学校や先生などの大人の言う事をあまり信用しすぎないということも大切かもしれません。

教育界や教育に携わるプロたちもこんな調子で今後どうなるかわからない状態で進んでいるわけです。
1年間で必要な授業ができなかったとしても、この人たちが責任を持ってくれるわけでは
ありません。結果は子供自身のものです。


したがって、教育に携わっている大人の現在の動きや学校が普段通りに稼働しなかった場合にあなたの学習についてどんなことが起こりうるのかという話をしてあげる必要があるのでしょう。それは子供本人がどうするかを選択するのに必要な情報なのです。

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