OECDの調査によれば、日本の大学進学年齢は世界の中では異例の若さ

OECD東京センターのツイートを引用
(引用開始)
OECD諸国における高等教育機関(大学・短期大学等)入学者の平均年齢は【22歳】です。最も低いのは日本の18歳で、最も高いのはスイス、デンマーク、アイスランドの25歳です。日本では高校卒業後まもなく大学へ進学する場合が多いですが、他国では必ずしもそうではないようです
(引用終了)

(ツイートはこちら)
https://twitter.com/OECDTokyo/status/974182192875294720

このツイートの元になっているOECDの調査は2015年のものです。
OECDは日本語で経済協力機構という国際機関で37か国が加盟しています。

OECD大学入学年齢
(グラフはOECD東京センター から引用)

日本では大学に進学入学するのは、多くの場合18歳か一浪して19歳。
大学進学平均年齢が18歳になるわけです。
日本ではこれは、あたり前に思っていますが、世界の中では
異例な若さでの大学入学です。

OECD諸国の大学入学者の平均年齢は22歳
これは日本であれば大学を卒業する年齢なので、
日本で大学を卒業する年齢に大学に入学するということです。

最も高いのは、スイス、デンマーク、が25歳
イギリス,ドイツで21歳前後です。

日本人にとっては、とても意外な感じですが、
海外では高校を卒業してしばらくしてから
大学に入学するというスタイルが主流です。
日本のように高校を出て、一斉に大学に入学するというスタイルの方が異例のようです
まさしく、日本の常識は世界の非常識といったところです。

9月入学導入で大学入学が遅くなるという話があるが
国際的に見たら特に問題はないのでは


現在 9月入学の賛否が議論されています。
その中で、9月入学になると、
諸外国に比べ大学入学が半年遅れるという反対意見があります。
実際は完全に移行してしまえば同じことなのですが、
たとえ一時的に大学入学が半年遅れるとしても、OECD平均22歳という年齢から考えると
それが問題だと言うのはちょっと無理があると思います。

18歳大学入学。22歳卒業一斉就職という日本の画一的なシステムの方が特殊

18歳で大学入学22歳で卒業というサイクルは、
日本の新卒一括採用というあり方とも密接に関係しています。
大学新卒の方が企業への就職がスムーズに進むといった事情もあります。

大学を卒業して、終身雇用を前提とした新卒一括採用。そのルートに乗るのが
就職に有利だという日本の社会のあり方は、戦後の高度成長期に確立された仕組みです。
世界の中では、例外的です。

ほころびを見せながらも日本で現在も続いているシステムですが、
とても変化の激しい世界の中で、この仕組みがどこまで続くのかは誰もわかりません。
財界の中ではそろそろ世界の仕組みに合わせる必要があるとの認識もあるでしょう。

このシステムが今後どうなっていくのかは分かりませんが、
18歳で大学入学、4年後に一斉に就職という仕組みは、そのルートから外れてしまうと
不利益を被りやすくあまりに画一的です。
そろそろ社会として見直してもよい時期に来ているように思います。

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https://twitter.com/kubo8tooru

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