世の中で認識が混乱している部分を図で可視化してみる

9月入学・9月新学期についてネットを中心に様々な意見が出ています。
政府から素案がしめされていないのでそれぞれ推測するよりありません。
そのため様々な解釈がされています。
個人のベースの認識が違うので、かみ合わない所があるようです。

自分自身が再度、論点を理解するために、現在、世の中で解釈が混乱している
と思われるポイントを図にして可視化してみました。
したがって公式のものではありません。
推測を元にしているので本当にこうなるわけではないでしょう。
各種の情報からの私の個人的な理解ということです。

9月入学の9月は今年の事か来年のことか

1) 9月入学・9月新学期は今年の事をさしているのか。来年の事をさしているのか

9月入学・9月新学期ですが、
今年の9月をさしている人と来年の9月をさしている人がいます。
現在の就学中の学生が、それぞれの場合どうなるのかを図にしてみます。
推測なので本当にこうなるわけではないでしょう。

①今年(2020年)9月をさしている場合

・今年2020年の9月から新学期が仕切り直してリスタート。
今年の9月から来年の9月の1年間(2020年9月~2021年8月)
で1年分のカリキュラムを実施する。

・この場合、今年の4月~8月までの5カ月間は、空白期間といいいますか、
扱いがはっきりしない期間ということになります。

今年9月移行
※ 図をクリックするとより鮮明に見えます

②来年(2021年)9月をさしている場合

・今年(2020年)4月で新学期スタート済。今年の4月から来年8月の17か月
(2020年4月~2021年の8月)で1年分のカリキュラムを実施する。


・17か月間の間に1年分のカリキュラムを実施すればよいことになる。

来年9月移行
※ 図をクリックするとより鮮明に見えます

今年のことか来年のことかによる違い

・1年分のカリキュラムを1年間で実施するか。1年半で実施するかが違ってくる。

・法律改正、関係団体等との調整の完了が必要な時期が違ってくる。

2) 小学校の1年生の入学

①来年の小学校1年生が2014年4月~2015年8月の間の17か月間に生まれた子供の場合
この学年のみ前後の学年の1.4倍の生徒数になる


1年で移行の場合
※ 図をクリックするとより鮮明に見えます

②5年間で入学制度を移行する場合。

1年で制度移行させた場合、2021年9月入学の生徒数が通常の1.4倍となるため
5年間かけて制度を移行する等の方法が考案されています
その提案の一つがこちらの方法です。

登 誠一郎氏 元内閣外政審議室長 
が書いていらっしゃる記事の中で
提案されています。

登 誠一郎氏の記事はこちら   論座
「9月入学」は実現可能だ!~問題点と対処法(こちら)

https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020043000010.html?page=1

(引用開始)
年間かけて、新入生該当者の生まれ月を1ヶ月ずつ遅らせて、各年13ヶ月を対象期間とする方法が取りうると考える。これによると毎年の入学者数は約108万人となり、教育現場への負担も最小限に抑えられると判断される。

 具体的には、新制度初年度の2021年(来年)9月に小学校に入学する生徒は、2014年の4月から翌年の4月までの13ヵ月間の生まれとし、以降は、基準の生まれ月を毎年1ヶ月遅らせて13ヶ月ずつスライドさせる。そうすると5年目の2025年9月の入学者は、2018年の8月から翌年の8月までに生まれた生徒となり、ようやく8月末までに生まれた生徒が9月1日に入学できるというキリの良い形となる。
(引用終了)


図があった方がイメージしやすいので、図にしてみました。

5年かけて移行の場合
※ 図をクリックするとより鮮明に見えます

この方法の場合は、下図のように、幼稚園や保育園を3月に卒業した後に小学校9月入学まで
間に空白の期間が年度によって発生します。
この空白期間については、小学校、幼稚園や保育園、家庭か、何らかの子供の居場所の
確保が必要となります。希望者は前の年度で入学といったこと柔軟な対応が必要かもしれません。
5年かけて移行の場合空白
※ 図をクリックするとより鮮明に見えます
5年間かけて移行する方法については、元文部科学省事務次官 前川喜平氏の
インタビュー記事の中でも触れられています。
かつて文部科学省の中でも検討された方法なのかもしれません。
5年ではなく、10年かけるといった方法も記事には記載されています。

ちなみに前川氏は、「いま議論するのは反対。
白紙から考えるなら9月入学には賛成ですよ。」
という考えのようです。

元文科次官・前川喜平氏「失政隠しの『教育の政治利用』 時間とお金をかけて議論を」
朝日新聞EduA
記事はこちら

https://www.asahi.com/edua/article/13347382

もちろん、これは方法の一つということです。
文部科学省の内部では他の方法も検討されていることでしょう。

小学校1年生の入学についての問題は、
現在上がっている方法を図にして可視化したものです。
実際に政府でどのような案があって検討されているのかは私にはわかりません。
したがって、ここに記載されている方法は私が考案したものではありませんので
方法についての私へのご意見はご遠慮ください。

図にしてみると、分かりやすくなるので、認識のすり合わせをするのに役に立ちます。
そう思う方はご覧いただけたらと思います。
ただし公式のものではないので、そうなるのかわからないという前提ですのでご了解ください。

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