新型コロナウィルスの影響による不安な気持ち
2020年4月現在、新型コロナウィルスが世界的にさらに感染拡大していくか
収束が見えてくるのか不透明な状況です。
世界の経済活動や社会生活についても多かれ少なかれ影響は免れないでしょう。
自分や家族が感染するかもしれない。もしかしたら人にうつしてしまうかもしれない。
この先の感染状況や社会や経済がどうなるか。
と考えると多かれ少なかれ不安に感じてしまいます。
適度に不安を感じたり、悲観的に考えて用心するのは悪いことでは無い
ポジィティブシンキングがよいとか、楽天的に考えることはよい。とよく言われます。
それはそうなのですが.......。
でもよく考えると、
日々の仕事や活動の多くは、ネガティブの要素を消して
最適化することに費やされています。
ミスやエラーを減らして改善や改良をしているわけです。
これは、適度に不安を感じたり、ある程度、悲観的に考えてミスやエラーが無いか
確認したり、用心するからこそできるわけです。
楽観だけで突き進んでいったら危なくて仕方がありません。
何でもかんでも、だいじょうぶだいじょうぶと楽観的に自動車整備する人と
適度に不安を感じて用心して整備する人とどちらに
車の整備を依頼したいか考えればわかりやすいでしょう。
サッカーの試合でも、適度に用心してるから得点を防ぐことができるわけです。
楽観的にがんがん攻めるだけでは勝負に勝てないことは明らかでしょう。
そう考えると、
仕事や日常生活である程度、不安を感じたり用心するのは悪いことではありません。
それが過剰にならないほうがよいということでしょう。
今回の新型コロナウィルスの影響についての、個人としての対応も、
ある程度の不安を感じて、ある程度用心して
過ごすことは決して悪いことではないと思います。
ただし、それが過剰になってしまうと、
たくさんの情報に惑わされて冷静に判断できなくなってしまいますので気を付けましょう。ということなのでしょう。
抽象度を上げてポジティブな視点も持ちたい
視点の抽象度を上げて考えてみたらどうでしょうか。
さきほどの例では、抽象度を上げてみると、とてもポジィティブに対処しています。
自分は小さなトラブルも見逃さない素晴らしい整備ができる自動車整備士だ。
相手の攻撃の芽を防いで最後には勝利をつかめるサッカーチームだ。
といった具合に、目の前の事には悲観的に対処しても
抽象度を上げてるみると
とても楽観的、建設的、ポジィティブに対処していると言えます。
目先の具体的なことは悲観的であっても
時間や空間の抽象度を高めてみるとポジィティブに対処しているわけです。
コロナウィルスによる感染、混乱や影響がどの程度、いつまで続くかはわかりません。
でも10年後の世界がどうなっているか考えてみると、まず間違いなく影響は終わっていると
誰もが思うのではないでしょうか。
コロナウィルスの影響が無くなる日はいつなのかわかりませんが
必ず、その日が来るのは間違いありません。
その時にどうしたいか、どうするか。
抽象度を上げて考えてみて、そのために今何をするのかという
ポジィティブな視点も持っていたいですね。
その時には旅行にも行きたいなー。とても安直なイメージですが、こんなイメージも持ちながら同時に、目の前の不安な状況については、いろんな情報に過度に反応せず淡々と対処していくという感じで行きたいですね。