●コーチングのど真ん中 「エフィカシー」を上げる事

コーチングってなにをするかというと、一言で言えば「エフィカシー」を上げる事。

これが、他の人に対してのこともあるし、自分自身に対してのこともあります。

「エフィカシー」という言葉ですが、教科書的に言うと「自己能力の自己評価」ということになります。もうすこし長い言い方をすると「ゴールを達成する自己能力の自己評価」ということになります。

もうすこしくだけた言い方をすると、ゴールに対して「自分ならできる」「僕ならできる」と強く思える能力、心から思える能力。です。(ゴールという概念が出てきますが、これについては別の機会にします)

子供の場合で言えば、「水泳で25Mおよげる」とか「50Mを10秒で走れる」とか「この曲をピアノで演奏できる」とか今はできないことでも「僕ならできる」と本気で思えることとも言えるでしょう。

人間の能力の限界とは、本人のイマジネーションの限界でもあります。

水泳ができる大人から見たら、ちゃんと手順を踏んで練習すれば25Mぐらいは誰でも泳げるようになるだろうと思いますが、子供自身が「25Mも泳ぐのは無理」と思ってしまったら実際に泳ぐことはできないでしょう。結果的に自分の限界を自分で作ってしまっているわけです。

逆に難しそうなことでも、「僕ならできる」と思って取り組むことができれば、自分自身の限界をどんどん引き上げいくことができるというわけです。

子供の能力を高めてあげるためには、とにかく子供の「エフィカシー」を高めてあげることということになります。

●子供のエフィカシーを上げるためにどうするか

子供のエフィカシーを高める方法は、いくつかありますが、その一つとして苫米地博士は「とにかくほめまくる」ということをお勧めしています。

苫米地博士の著書「夢をかなえるPX2完全マスター」に次のように述べられています。

(引用開始)
「子どもの能力を伸ばしたいと思ったら、とにかくほめまくりましょう。うまくいくことが当たり前なのだと、子供の意識に覚えこませてあげるのです。エフィカシーを高める最強の方法はほめることなのです。

それでは子供が増長したり、天狗になったりするのではないかと危惧する方もおられる方もいるかもしれません。ですが天狗になっても何の問題もありません。むしろ、自己を否定ばかりする卑屈な子供のほうが大問題です。

何をやるにしても、先に自分で限界を作ってしまうのではうまくいくはずがありません。また、天狗になることで他人をさげすむようになるのではないかと考える読者もいるかもしれません。

しかし、実は他人をさげすむ行為はエフィカシーが低い人が何とかして自分のコンフォートゾーンら引きずりおろしたいという欲求から起きることなのです。エフィカシーの高い子は他人を貶める必要がありませんから、そうした行動はとらないのです。」

(引用終了)

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●「やったー」20メートルおよげた!

夏の時期の学校のプールの授業の終わりに、毎年記録会があります。
小学校3年生の息子は、今年は「クロールで20Mおよげた。しかも息継ぎを右左両方でできた」と言っていました。私は「すごいねー」と言ったら息子はうれしそうな顔をしていたので、去年は何メートルだったのと聞いたら「去年は6メートル」だったと言っていました。

私は「去年6メートルだったのに今年20Mおよげるようになって進化したね。すごいぞー。スイミングスクールで練習したからね」といって息子の頭をなでていたら「去年よりおよげるようになったね。」
と言って喜んでいました。

相対的に見たら20Mおよげることがすごいのかどうかよくわからないのですが、ともなく、今までできなかったことができるようになったので「すごい」のです。

ここで、他人や周りの子供たちと比較する必要はありません。「20Mおよげたくらいで喜んでもしょうがないよ」とか「〇〇君はもっとおよげる」とか言ったら、子供は悲しくなってしまうしあたりまえですが、エフィカシーが下がってしまうでしょう。

なにかよくわからないけれども、ともかくできるようになったのだからすごいと褒めてあげて、いっしょに喜ぶことが大切ですし、その方が自分自身も楽しいです。

小さなことでも、「やったー。僕できた。僕ならできる」をいろいろ経験して積み重ねていくと、きっとエフィカシーは高まっていくでしょう。

「やったー。僕できた。.......でもお父さんはそんなに喜んでくれない」「やったー。僕できた。.......でもお父さんはそのくらいで喜ぶなという」が積み重なっていったら、やはり子供のエフィカシーは
下がってしまうのでないでしょうか。

私は、息子が「これ見て」とか「こんなことがあったとか」いろいろ言ってくるといつも「すごいねー!」ばかり言っています。

息子と話をする時は、圧倒的に「すごいねー」の言葉を使っています。口先だけで言っているわけではなく、本当にそう思っているのです。

その方が子供のエフィカシーも上がって、子供も自分も楽しいのですから。

この記事の続きは(中編)もっと天狗になろう でどうぞ。
http://okinaebisu.livedoor.blog/archives/19769406.html



夢をかなえるPX2完全マスター
苫米地英人
コグニティブリサーチラボ株式会社
2016-09-15


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