●息子はまぐろを一匹まるごとさばきたい
先日息子は誕生日を迎えて9歳になった。
3か月前から、誕生日のパーティをどうしたいと言い出した。とくに誰を招待するわけではない、家庭のパーティだ。
なにをしたいと言い出したかと言うと、「マグロを一匹買ってきて、自分でさばいて食べたい」と言い出した。
マグロを一匹買ってくるといっても、どこから買ってくるものか、買ってきても食べきれそうにもないので、そう息子に言い聞かせていました。「その後も、マグロを一匹買いたい」と何度も言ってくるので、さすがにマグロはでかすぎるけれどカツオならなんとか食べきれるかなーと思って息子に言いました。
「マグロもカツオもサバ科の仲間だろ。マグロは買えないけどカツオなら一匹買ってもいいよ」と息子に話したら、マグロもカツオも同じ仲間だと思ったらしく納得して誕生日パーティには、カツオを丸ごと一匹買って、息子がさばいて食べることになりました。。
息子は小さい頃から、魚は好きでした。図鑑で見るだけでなく、スーパーや、港の市場、水族館にも出かけて実際の魚もよく見ていました。
魚が好きなだけでなく、さばき方にも興味をもったらしくユーチューブで、いろんな魚のおろし方の
動画がたくさん投稿されているのを発見して、魚のおろし方も見ていました。よく見ていたので、あまり見過ぎないように制限したくらいです。
ユーチューブで見てやり方が分かったので、幼稚園の年長ごろから魚をおろし始めて、今までに、カレイ、アジ、サバ、イカ、ホウボウ,サンマもおろしていました。子供なのですが、とても手際よく魚をおろしていきます。
以前アジをおろしていた時の写真
●結局息子は誕生日パーデイーでカツオをおろすことになった。
息子の誕生日が近づいてきました。カツオのことは忘れているかと期待しましたが、しっかり覚えていました。「カツオパーティはいつやるの。」「どこで買うの」といろいろ聞いてきます。
しっかり覚えていたので、覚悟を決めて、カツオを一匹買うことにしました。たいていスーパーでは、カツオは切り身でしか売っていないので、事前にいくつかの店に電話して「カツオまるごと一匹買いたいんですが」と問い合わせてみたら、入荷があれば買えることがわかりました。
誕生パーティの当日、スーパーに電話したら「今日ちょうど1匹1000円で店頭に並んでいるので選んで買っていただけますよ」と言うので、急いで買いにいくことにしました。
息子に「カツオ一匹まるごとを選べるらしいぞ」と言ったら満面の笑みでいっしょにスーパーに行くことになりました。いてもたってもいられません。
おおきいの、おおきいのと大騒ぎしていましたが、店頭にあったカツオは自分がイメージしていたものより大きかったらしく、大満足の仕入れができたようです。
●いよいよ、息子がかつお一匹をおろし始めた
立派な戻りガツオだ。息子は家に持ち帰ると、大きさと重さを計測しはじめた。全長55CM。重さ4kgだ。
いよいよ、息子が自分史上、過去最大の魚をおろし始めた。私からみたら、余裕があるように見えたが、後で聞いた話だと、これまでのいろんな魚をおろしてきて、カツオのおろし方の動画も見てシミュレーションしてきたが、いままでで一番大きい魚なので、本当に自分がおろせるのかはちょっと心配だったらしい。
でも、おろし始めたらとても手際がよい。手順はすっかり頭に入っていて力が必要なところは私も手伝ったが、それ以外は息子が一人でおろしていった。
ついに、見事なカツオの4枚おろしが完成した。
大人でも、カツオの4枚おろしができる人は少ないかもしれない。なぜか、子供なのに見事にできてしまった。小学校3年生がこんな大きい魚を下せるなんてとても驚きだ。
その後、切り身をおかあちゃんが調理して、息子の誕生日パーティーはまさしくカツオパーティになった。おいしくいただいた。カツオのたたきと竜田揚げだ。ちなみに「たたき」のスライスも息子が切りました。
●かつお一匹をおろせたことに息子は大満足。
息子は、カツオ一匹をゲットして、自分の手でおろせたことに大満足でした。とても、達成感があったようです。自分史上最大の魚をおろせたことがとてもうれしかったらしいです。
カツオを一匹ゲットして、自分でおろすことができた、この日はとても「やったー」な一日だったのです。「やったー」の感情の経験はとても大切です。将来なりたい自分になっていく、やりたいことを実現していく際に、子供の頃の「やったー」のポジティブな感情の記憶はとても役に立つのです。
昨日までできなかった問題を解けてうれしかった。サッカーでゴールを決めて爽快だった。でもいいのです。
競争のあることは、全員がポジティブな感情を持てないかもしれません。そんな場合は、競争の無いようなことで、本人が嬉しかったり、楽しかったりすること。自己満足と言えるようなこと。たとえば、大きな魚をおろした。珍しい花を見つけた。といったことでもよいかもしれません。
なんでもよいので、「やったー」と思える感情をたくさん経験しておけるとよいですね。
ちょっとしたことでも子供といっしょに「やったー」と喜んであけだら親も楽しいですしね。
twitterはこちら
https://twitter.com/kubo8tooru
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先日息子は誕生日を迎えて9歳になった。
3か月前から、誕生日のパーティをどうしたいと言い出した。とくに誰を招待するわけではない、家庭のパーティだ。
なにをしたいと言い出したかと言うと、「マグロを一匹買ってきて、自分でさばいて食べたい」と言い出した。
マグロを一匹買ってくるといっても、どこから買ってくるものか、買ってきても食べきれそうにもないので、そう息子に言い聞かせていました。「その後も、マグロを一匹買いたい」と何度も言ってくるので、さすがにマグロはでかすぎるけれどカツオならなんとか食べきれるかなーと思って息子に言いました。
「マグロもカツオもサバ科の仲間だろ。マグロは買えないけどカツオなら一匹買ってもいいよ」と息子に話したら、マグロもカツオも同じ仲間だと思ったらしく納得して誕生日パーティには、カツオを丸ごと一匹買って、息子がさばいて食べることになりました。。
息子は小さい頃から、魚は好きでした。図鑑で見るだけでなく、スーパーや、港の市場、水族館にも出かけて実際の魚もよく見ていました。
魚が好きなだけでなく、さばき方にも興味をもったらしくユーチューブで、いろんな魚のおろし方の
動画がたくさん投稿されているのを発見して、魚のおろし方も見ていました。よく見ていたので、あまり見過ぎないように制限したくらいです。
ユーチューブで見てやり方が分かったので、幼稚園の年長ごろから魚をおろし始めて、今までに、カレイ、アジ、サバ、イカ、ホウボウ,サンマもおろしていました。子供なのですが、とても手際よく魚をおろしていきます。
以前アジをおろしていた時の写真
●結局息子は誕生日パーデイーでカツオをおろすことになった。
息子の誕生日が近づいてきました。カツオのことは忘れているかと期待しましたが、しっかり覚えていました。「カツオパーティはいつやるの。」「どこで買うの」といろいろ聞いてきます。
しっかり覚えていたので、覚悟を決めて、カツオを一匹買うことにしました。たいていスーパーでは、カツオは切り身でしか売っていないので、事前にいくつかの店に電話して「カツオまるごと一匹買いたいんですが」と問い合わせてみたら、入荷があれば買えることがわかりました。
誕生パーティの当日、スーパーに電話したら「今日ちょうど1匹1000円で店頭に並んでいるので選んで買っていただけますよ」と言うので、急いで買いにいくことにしました。
息子に「カツオ一匹まるごとを選べるらしいぞ」と言ったら満面の笑みでいっしょにスーパーに行くことになりました。いてもたってもいられません。
おおきいの、おおきいのと大騒ぎしていましたが、店頭にあったカツオは自分がイメージしていたものより大きかったらしく、大満足の仕入れができたようです。
●いよいよ、息子がかつお一匹をおろし始めた
立派な戻りガツオだ。息子は家に持ち帰ると、大きさと重さを計測しはじめた。全長55CM。重さ4kgだ。
いよいよ、息子が自分史上、過去最大の魚をおろし始めた。私からみたら、余裕があるように見えたが、後で聞いた話だと、これまでのいろんな魚をおろしてきて、カツオのおろし方の動画も見てシミュレーションしてきたが、いままでで一番大きい魚なので、本当に自分がおろせるのかはちょっと心配だったらしい。
でも、おろし始めたらとても手際がよい。手順はすっかり頭に入っていて力が必要なところは私も手伝ったが、それ以外は息子が一人でおろしていった。
ついに、見事なカツオの4枚おろしが完成した。
大人でも、カツオの4枚おろしができる人は少ないかもしれない。なぜか、子供なのに見事にできてしまった。小学校3年生がこんな大きい魚を下せるなんてとても驚きだ。
その後、切り身をおかあちゃんが調理して、息子の誕生日パーティーはまさしくカツオパーティになった。おいしくいただいた。カツオのたたきと竜田揚げだ。ちなみに「たたき」のスライスも息子が切りました。
●かつお一匹をおろせたことに息子は大満足。
息子は、カツオ一匹をゲットして、自分の手でおろせたことに大満足でした。とても、達成感があったようです。自分史上最大の魚をおろせたことがとてもうれしかったらしいです。
カツオを一匹ゲットして、自分でおろすことができた、この日はとても「やったー」な一日だったのです。「やったー」の感情の経験はとても大切です。将来なりたい自分になっていく、やりたいことを実現していく際に、子供の頃の「やったー」のポジティブな感情の記憶はとても役に立つのです。
昨日までできなかった問題を解けてうれしかった。サッカーでゴールを決めて爽快だった。でもいいのです。
競争のあることは、全員がポジティブな感情を持てないかもしれません。そんな場合は、競争の無いようなことで、本人が嬉しかったり、楽しかったりすること。自己満足と言えるようなこと。たとえば、大きな魚をおろした。珍しい花を見つけた。といったことでもよいかもしれません。
なんでもよいので、「やったー」と思える感情をたくさん経験しておけるとよいですね。
ちょっとしたことでも子供といっしょに「やったー」と喜んであけだら親も楽しいですしね。
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