●テレビでは見るが実際見たことが無いもの

日本に住んでいるので、なぜかよく知っている気になっているが、実際に、現場で見たことが無いものはありませんか。
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たとえば「歌舞伎」「能」「大相撲」とか

歌舞伎の役者さんはよくテレビに出ているので知っているが、実際に歌舞伎を見たことがある人は案外少ないのでは。私も見たことはありません。

大相撲もテレビではよく見るけれど、実際にお相撲さんが相撲を取っている所を見たことがある人は、テレビの視聴者に比べるとずいぶん少ないのでは。

相撲は子供の頃、テレビでは見ていた。「千代の富士」「隆の里」の全盛期は親が見ていたのでいっしょに見ていた。でも実際の土俵での取り組みは見たことがありませんでした。

●はじめて大相撲の地方巡業を見に行ってみた

最近、大相撲の地方巡業が住んでいる町に来ることを知りました。「テレビでは見ていたから知っている気になっていたけれどよく考えたら現場では見たことが無いなー。1回くらい現場で見てみるか」と思って家族で行って見ることにした。

市の体育館で、地方巡業は開催されていた。子供もいっしょなので体育館のスタンドのイスで見ることにしました。イスで快適だし高い所から見るのでよく見える。やはり迫力がある。


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●実際見てみて気が付いたこと

実際、大相撲の地方巡業を見て、今までテレビで見ていたときにはあまり気が付かなかったり、気に留めなかったことにいくつか気が付いた。

①大相撲の番付けが上がるにしたがって「身体が屈強そうな人が多い」
当たり前だか、幕下以下のお相撲さんより、幕内のお相撲さんの方が体が大きく、強そうである。本場所のテレビ中継は幕下からやっているがテレビで見るのはたいてい終盤なので、幕下の取り組みはまず見ない。

通しで見てみると、幕内力士がいかに屈強で強いかがよくわかる。その分、体を酷使したりケガをしたら大けがになるのかもしれないが。

②地方巡業なのでお客を楽しませることを考えているようだ。

本場所の勝負とまた違うらしく、和気あいあいとした感じもあり、お客に楽しんでもらっている感じがある。お客も、それをわかって楽しんでいるようだ。

③地方巡業は地方の都市にとっては一大イベントらしい

本場所の表彰式には、たまに内閣総理大臣がやってくるが、今回の地方巡業では地元の知事さんと国会議員がやってきてあいさつをしていた。地方都市にとっては一大イベントらしい。

④地方巡業はけっこうハードスケジュールのようだ

地方巡業は、春、夏、秋の3回あって 今年の場合春は3/31~4/29の約1か月の間に計25日、夏は7/28~8/25の間に計21日、秋は10/5~10/27の間に21日間開催されている。年間で67日だ。

スケジュールを見ると巡業期間中は、連日開催されているケースが多く、しかも日本津々浦々を回る大移動である。私が見に行った日も、興行が終わったらすぐに、お相撲さんはバスに乗り込んで次の巡業先に移動していった。けっこうハードなスケジュールだ

本場所以外に、年間67日間全国を移動するだけでもずいぶんタフだ。テレビを見ていても、これはわからない。

⑤「大相撲」は地道に地方を巡業することで人気を維持している。

本場所は、東京、名古屋、大阪、福岡の4か所でしかやっていない。開催している場所が限られている。また国技館の収容人数1万1千人程度なので15日間で最大観客数17万人程度だ。

プロ野球の1試合当たりの観客数がおよそ3万人なので、大相撲は1場所でプロ野球の試合6試合分の観客数にしかならないのだ。ちなみにサッカーJ1の1試合当たりの入場者数1万9千人なので、サッカーだと17試合分。

人気を維持するためには、テレビだけでなくリアルで体験してもらうことが必要なのだ。歌手がテレビや曲の発表だけでなく、ライブを重要視しているのといっしょのことだ。

リアルで観戦してもらう、体感してもらうと言う意味では、大相撲は、本場所だけでは実施できる回数と収容人数の面から考えると、他のメジャーなプロ競技に比べると圧倒的に不利なのだ。

NHK「のど自慢」と言う番組は長いこと続いている人気番組らしい。あれが東京、大阪で毎週やっていても人気は維持できなかっただろう。毎週、日本津々浦々で開催しているから人気を維持しているのでしょう。

それといっしょで、大相撲も、本場所開催だけでは圧倒的に不利な面があるが、年間60日以上という、のど自慢よりも多い日数を地方巡業して、実際に見てもらうことで人気を維持しているのでしょう。巡業して回るのは大変でしょうけれど。

テレビだけでなく、実際に見て体感してもらうということをとても重要視しているということです。

⑥相撲さんを目指す若者がいないと成り立たない。

関取になりたいという、子供や若者がいて、その世界に入ってもらわないとその競技が成り立たなくなってしまう。その競技のプロを目指そうというからにはテレビで見るだけではなく、実際にプロの競技を見たり、教えてもらったりした体感を伴う経験は大きな推進力になるでしょう。

将来プロを目指してもらうには、若者へのアピールという意味でも地方の巡業は重要なのでしょう。

私も、相撲を実際に見に行くことはないんだろうな。と思っていましたが、地方巡業に行って見たら、ひらめいたことがいろいろありました。

たまには、自分に縁のなさそうな場所に行って見るのもよいですね。

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