「モンテッソーリ教育」と呼ばれる教育法は有名ですね。モンテッソーリ教育を行う幼稚園や保育園もたくさんあります。マリア・モンテッソーリさんが確立した教育法として知られています。
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先日、息子といっしょに図書館にいきました。
まんがで読む「知っておくべき世界の偉人」シリーズをよく借りて息子と見ていたのですが、その中に「モンテッソーリ」さんがありましたので借りました。



●モンテッソーリさんの生涯は偉人そのもの

モンテッソーリ教育は有名だけれど、モンテッソーリさんの生涯はよく知らないなー。と思いましたが、息子と読んでみたら、すごい偉人でした。

まさしく、道なき道を切り開いていったと言えるでしょう

マンガなので簡単に読めます。

ではマンガに書かれたマリアさんの生涯はどんなもの

マリア・モンテッソーリさんは1870年にイタリアで生まれます。

この時代のイタリアは、女性の差別が激しく、女性がつける職業も限られていました。マリアさんが進みたかったのは、医者になる道でした。

学業優秀であったモンテッソーリさんですが、女性がつける職業が限られいると思われていた時代です。お父さんは、教師になることを望んでマリアさんが医者になるのを猛反対しました。お父さんも博学であったようですが、娘さんのことを考えると教師になるのが一番よいと考えていたようです。

当時のイタリアには、女性の医師は一人もおらず、男性の職業と思われていたので、お父さんがそう考えるのも無理はありません。

大学側でも、女性の医学部入学は認められていませんでした。マリアを入学させるかどうかは、医学部の教授全員がはげしい討論をするほどの大事件だったそうです。

そのうえで、「どうせ耐えられなくなって自分からやめていくでしょう」。ということで入学は認められたそうです。

こうやってマリアさんは ローマ大学の医学部に入学することができたそうです。ここまでの話でも、とんでもない突破力ですよね。

大学に入ってからも、女性であるという理由でさまざまな嫌がらせや妨害を受けています。男子学生たちは、女性だという理由だけでマリアを無視し、バカにしました。そして授業を受けるのを邪魔されたそうです。

極めつけは、女性だという理由で、解剖学の授業には出れなかったそうです。そこで彼女は、夜にこっそり教室に行き、人の体を見て勉強したそうです。まさしく、びっくりするような話しです。こんな話しを聞くと、現代では勉強する気があればなんとでもなりそうに思えてしまいます。

そして、26歳の時に優秀な成績でイタリアで初の女性医師となったのです。

大学卒業後、ローマ大学の精神科の病院に勤務し、知能を使う行動や精神的な発達に障害のある子供の教育に従事しました。医師としてだけでなく、障害児教育の専門家としても知られるようになりました。

そして1901年新たな行動に出ます。医師という職業を捨てて、子供の教育を研究することにしたのです。教育学を学ぼうとローマ大学にもう一度入学したのです

ここで自分のやりたいことを見つめ直し、新たな決断をしたわけですね。すごい、決断力ですね。

卒業後、1907年「カーサ・デ・パンピーニ」という子供の家が完成し、読み書きのできないご両親のもとで育った貧しい地域の子供たちへの教育がスタートしています。2校目は、地震の被害のあったメッシーナにイタリア女王の支援も受けて開校しました。

その後マリアさんの教育法は世界中で注目されモンテッソーリ教育として世界に広まっていったわけです。

しかし、また苦難が訪れます。イタリアではムッソリーニが政権を掌握。自由と個性を重んじる教育方針は独裁政権の意向と相いれませんでした。

そして、イタリア政府は、モンテッソーリの教育機関を全面閉鎖を決定したのです。そのためモンテッソーリさんは海外への亡命を余儀なくされました。その当時のイタリアではモンテッソーリさんの本をすべて燃やしてしまうといった迫害があったそうです。

しかしマリアさんはますます教育法を広めるとともに、教育者であると同時に愛と平和を実践する社会運動家として知られ、いつしか「平和運動家」と呼ばれるようになっていたそうです。

ノーベル平和賞に3回もノミネートされたも関らず、3回とも辞退したという逸話も残されています。

マリア・モンテッソーリさんはこのように、道なき道を切り開いて、イタリアでの初の女性医師になっただけでもすごいのです。そこからまた、ご自分の人生のゴールをどんどん再設定して挑戦をつづけ、
教育を通じて世界に貢献した、正真正銘とんでもない偉人です。

モンテッソーリ教育は日本では知られていてもモンテッソーリさん自身の人生はあまり知られて
いないような気がします。一読の価値はあります。




この本は、お子さんといしょにぜひ読んだらよいと思います。

息子と、偉人伝のマンガはよく読むのですが、偉人のマンガは、武将、権力者を描いたものが多いですが、この岩崎書店の「知っておくべき世界の偉人」シリーズは、それ以外の分野の方に焦点を当てたものが多いので面白いと思います。息子は「チャップリン」とか「ジョン・レノン」なんかも喜んで読んでいました。

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