9月入学が実施されるのか、現在のままかわりませんが、
9月入学になったとしたら、小学校1年生の入学年月齢がどうなるか図にしてみました。
入学年齢が7歳4か月で世界の中でも異例の遅さになる。とか
いろんな話があるのですが、図がないので頭にすっと入ってこないためです。

公式の案が出ているわけではないので、
現在、話題になっているケースを図にしたものです。
実際にそうなるのかは分かりません。
※どちらかと言えば自分の理解用のものですので多少間違えているかもしれませんが
賛否両論ありますので、理解の補助にはなるかと思います。

1. 4月入学と9月入学での入学年齢と月齢を図にしてみる
(色がついているところが同じ学年)

 
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※画像をダブルクリックすると鮮明に見えます
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※画像をダブルクリックすると鮮明に見えます

①9月入学制に移行後は、9月生まれの子供が6歳11か月で入学します。

移行時期が終わったら、それ以降最も入学が遅い子供が7歳4か月の状態が
継続するわけでは無さそうです。

②9月~3月生まれの子供は、9月入学に移行すると4月入学の時より、
入学年齢月齢が時期が遅くなります。

③4月~8月生まれの子供は、9月入学に移行すると4月入学の時より
入学年齢月齢が早くなります。

希望により、前の年度で入学する。逆に後の年度で入学する。
といった柔軟な制度が必要と思われます。


2. 来年2021年9月で9月入学に移行した場合。
そのまま1年で移行した場合、小学校1年生の入学年齢と月齢を図にする。

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※画像をダブルクリックすると鮮明に見えます

①2021年9月入学の子供は2014年4月~2015年8月の17か月間に生まれた子供と
いうことになりますので、前後の学年の約1.4倍の入学生徒数になります。

②この場合だと、2014年4月生まれの子供は7歳4か月の年月齢での入学となります。

3. 来年2021年9月で9月入学実施。5年間で制度移行させた場合
  (一部に話題の出ている案)
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①2021年9月~2025年9月の5年間は、入学する生徒は13カ月の間に生まれ子供。
2026年~は12カ月間で生まれた子供。

4. いずれの場合も、希望する人は、前の年度、後の年度に入学できる
といった柔軟な制度設計が必要では


同じ年齢の子供は必ず同時に小学校に入学しなくてはならない
という制度自体も見直す必要がありそうです


早く小学校に入りたければ、それも選択肢。
もう少しゆっくり時間をかけて小学校に入るのも選択肢。
このように子供の成長に合わせて柔軟に入学年度を選択できるあり方の
ほうが望ましいのではないでしょうか。

とくに制度の移行期には「入学年度の選択の自由」は絶対条件でしょう

これまでのように、6歳になったら必ず小学校に入学しなくてはならない。
早生まれと言われる月に生まれた子供は、小中学校を通じて体の成長が
同じ学年の子供より遅いことを有無を言わさず
受け入れる必要がある
現在の画一的な制度のあり方をこの機会に見直した方がよいのではないでしょうか。

よく考えると、元々そうだからと思っていただけで、
現在の画一的な入学、進級制度の方が変なのかもしれませんね。

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