●学校で化石が取れる場所を聞いてきた

息子(小学校3年生)が、学校の社会の授業で化石が取れる場所を先生に聞いてきた。
自分の住んでいる町について学んでいるらしい。

先日は住んでいる町の近くにある港と工場の話を先生に聞いた。その港で魚が釣れることを知ったので、魚釣りに行きたいと私に言うので魚釣りにでかけた。

その時のことは、こちらの記事に書きました。
「新しいことをやってみる。えー俺が釣り」
http://okinaebisu.livedoor.blog/archives/18499719.html

今度は、また学校の授業で、化石が取れる場所を聞いてきた。先生が本当にそう言っていたのかわからないが、息子の話だと化石がごろごろ落ちているらしい。

授業の話しは、どこまで覚えているのかわからないが、先生が余談で話す重要情報は、なぜか息子のアンテナに引っかかるらしい。

2年前に、別の場所に化石を採掘に行ったのですが、今度は、先生に聞いた場所に行ってみることにした。

地元で有名な川の河川敷に化石が落ちているらしいのですが、だいたいの場所は分かったのですが、正確な場所がわからなかったのでネットで調べて、このあたりだろうという場所に行ってみました。

CIMG1415

息子、化石を探すが、それらしいものは見つからない。

しばらくしたら、「見てみて」と呼んでいる。
CIMG1419 (2)

カニを見つけたと思ったら、カニの死がいだった。家に帰って息子が図鑑で調べたら、もずくガニらしい。

息子は「これは脱皮に失敗して死んでしまったカニだふにゃふにゃしているでしょ」と言っている。
確かに、何かに食べられたわけでもなさそうだ。ザリガニでも脱皮に失敗して死んでしまうことがあるので、カニでも同じようなことがあるのかもしれない。

カニは見つかったが、化石は見つからない。化石を探して河川敷を歩いていると次にトンボを見つけた。
CIMG1421

息子は、「捕まえる」言って近づいていったが、トンボは逃げて行った。

どうもこのあたりには、化石が無いらしいので、もう少し河川敷を歩いていたら、近所に住んでいる方がいたので、化石が取れる場所を聞いてみた。

「あの辺で取れる」と教えてもらった。少し離れた場所でしたが歩いて、行ってみました。

CIMG1426

今度は、いかにも化石がうまっていそうな、岩肌だ。化石発見の期待が高まります。

CIMG1423

写真の岩肌に、小さな丸い穴があるのは、以前誰かが化石を採掘した跡だと思います。間違えなくここで化石が採掘できるのだろう。

息子といっしょに化石を岩肌に探します。

ここに化石があることは間違えないのですが、今回は結局、化石は発見できませんでした。

息子は、化石をゲットできなかったので、やはり残念がっていました。でも、私は息子と化石を探しいてるのはとても楽しい時間でした。

●勉強っておもしろいと思わせる工夫

苫米地博士の著書「夢をかなえる PX2 完全マスター」に子供に勉強っておもしろいと思わせる工夫について次のように書かれています。

(引用開始)
「具体的な方法として、子供に「本当の勉強とは家の外にある。」と教えてあげることです。
私は子供の頃、「化石」が大好きで、よく地層がむき出しになっている場所へ化石を探しに行きました。実際に岩肌を削ったりして、夢中になって化石を探しました。(中略)

化石の発掘が、私の現在の研究分野である「脳科学」と関係があるのかと言われれば、「ある」と即答できます
。生き物への興味、そして不思議なもの、わかっていないものへの興味は、この化石発掘で増幅されたと思っています。」

子どもは好奇心のかたまりです。大人はこの好奇心を奪ってはいけません。また、一つの方向にだけ無理やり向けさせてもいけません。子どもの好奇心をさまざまな方向に思う存分伸ばしてあげるのが大人の役目です

「好奇心を伸ばすためには、好奇心が向きそうなものに実際に触れさせて
あげることです。」

(引用終了)

このように、子供が興味を持ったことに、実際に触れさせてあげることの大切さが述べれています。
子どもだけで、行ける場所もありますが、大人がいっしょに行かないといけない場所もあります。なるべく時間を作って、子供がリアルな体験ができるようにしてあげたいと思います。

今回、化石を探しに行った河川敷は、よく考えてみたら苫米地博士が少年時代何年か過ごされたらしい小学校のすぐ近くの河川敷でした。

少年時代の苫米地博士も、この河川敷で化石を探したりして好奇心を育んだのかもしれませんね。ひょとして苫米地博士の化石コレクションの中に、ここで拾った石も残っているかもしれませんね。



夢をかなえるPX2完全マスター
苫米地英人
コグニティブリサーチラボ株式会社
2016-09-15


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